毎日を自由にのびのび生きていく【第9回】人生の気づきをくれた、豊かな住まい。vol8
長崎県佐世保市を中心に新築注文住宅や戸建てリノベーションの建築会社As designを経営している私が日々思うことを率直に書いていく日記のような綴りです。
みなさんこんにちは、As designの代表 亀野明子です。
先週くらいから暑さが急激に増して来ましたが皆さん体調崩したりしていませんか?
私は暑いのが苦手で夏はいつも割とバテてしまいます。
今回も急に暑くなったせいか先週一日寝込んでしまいました。
ただ、1日寝てたら治りました。
暑いと本当に体力を奪われます。
そんな私の夏の猛暑時の夏バテ防止方法をご紹介します。
1.よく寝る
私の場合、夏以外でもちょっとでも疲れたらすぐに寝るようにしています。
基本的に寝ればだいたい治ります。
2.エアコンを適切に使用する
暑いのを絶対に我慢しません。我が家は高気密高断熱のお家なので少ないエアコンの力で快適な温度帯をしっかりキープしてくれます。おかげで快適です。
3.必要のない時は極力外に出ない
凶暴な猛暑の日には外に出ません。
4.漢方を飲む
これも夏以外も行っている方法です。お気に入りの漢方薬局の『元気が出る漢方薬』を愛飲しています。
私の場合はこれを飲むと元気と共にやる気も出てきます。気になる方はご相談ください。
さて、今回も前回に続いて人生の気づきをくれた、豊かな住まい。vol.8の始まりです。
第1回をまだ読んでいない方はこちらから読んでみてください。↓
歯科助手として働く
これまで働いてきた仕事について書いてきて、ふとレストランで働く前に働いていた職場が1つ抜けていたのを思い出したのでその時のことについて書いていこうと思います。
確か私が21歳くらいの時だったと思います。
市役所の契約が終了してバカンスを満喫していた時、再び母が新しい働き先を見つけてきました。
それは歯科医院での歯科助手兼受付の仕事でした。
母の友人が歯科衛生士として働いている歯科医院で社員を募集していると母に相談があり、「ちょうど良いけん行っておいで」と母から促され働くことになります。
実は短大の在籍中に友達に誘われて医療事務の資格を取っていたこともあり、未経験な職種の割にすんなり働き始めます。
行ってみると、職場のメンバーは以下のライナップでした。
・院長
・院長のお母さん(臨時のお手伝い)
・院長のお父さん(歯科技工士)
・器具洗浄のバイトの女の子
・母の友人(歯科衛生士)
なぜか会計・受付のスタッフがおらず私はいきなり1人で受付と金庫番を任されます。
職場に対しての第一印象は、「大丈夫か?私ここで働いて。」という感想でした。
通常、1人しかいない担当者が仕事を辞める場合は後任者に業務内容を引き継いでいくことが一般的だと思うのですがここではそれがありませんでした。
私が入社した時は前任者はすでにおらず、院長からざっくりとした仕事内容を教えてもらい、「あとは自分で調べて」という感じでした。
「え?やったこともないのにどうやって??」と思いながらもなんとか受付と会計業務を遂行します。
そして、働き始めてすぐに受付スタッフがいない原因が判明します。
歯科助手生活エピソード1
働き始めたばかりの何にもわからない私はなんとなくのフィーリングで歯科医院の受付と会計業務を行います。
基本的に受付と会計の仕事は、治療が終わった後の患者さんに治療内容に基づいて料金を計算して精算をする仕事です。
院長のお母さんが優しい感じの人で「私もよくわからないんだけどね。。」と困ったような笑顔で自分のわかる範囲のことを教えてくれて一緒に仕事をしてくれていたのですが、私が来たからもう大丈夫と思ったのか院長のお母さんはある日を境に来なくなってしまいます。
初めの頃は、治療費の計算方法もわからないため、治療が終わるたびにお腹の大きな院長がドカドカと自ら受付にやってきて無愛想に紙に点数を書き記して雑に私に渡してきます。それを計算して患者さんに治療費をいただくという流れで業務を行っていました。
それを横目で見ていた患者さんはお会計の時に優しい笑顔で「頑張ってね!応援してるから(^-^)」と温かいお言葉をかけてくださっていました。本当に優しい患者さんの多い歯医者さんでした。
そんな優しい患者さんたちに対してこの院長は治療中も笑顔ひとつないぶっきらぼうな言葉と態度で接しています。
自分が治療しやすいように患者さんにもっと上に来るように無言で袖を引っ張ります。
それを目撃した私はなんて人に対して礼儀のない人間なんだと心の中で見下し始めます。
「この人間は私よりもだいぶ歳も上で院長という立場でありながら人に対しての感謝や礼儀のない失礼なやつだな」
という認識が私の中で芽生えてしまい反抗的な態度で勤務に取り組んでしまうきっかけになってしまいます。
歯科助手生活エピソード2
その後私は仕事にも慣れ楽しく働き始めます。
新たに1人ベテランの衛生士さんも加わりスタッフ同士で院長の悪口を言いながらもみんなで団結してより良い業務ができるように協力して業務を遂行します。
そんな中、ある日私は会計受付のみの仕事から助手へのステップを踏み出します。
診療室の部屋数の割にスタッフが少ない歯医者さんで歯科助手が1人もいないため私に白羽の矢が立ちます。
私もやったことないことをやってみるのは好きなので早速業務を教えてもらいます。
まず初めは器具を準備して院長の指示通りに渡していきます。
ただ渡すだけのこの業務なのですが非常に難しく、そして気分が悪くなります。
理由は院長の言葉での指示が不明確なのと器具を渡す瞬間に私の手から奪い取るようにもぎ取っていくところです。
「なんなんだこいつは一体。何が目的でそんな態度なんだ。意味不明過ぎてそりゃみんな辞めていくわ。」と心の中で思いながら時間が過ぎるのを待ちます。
次にやってきた仕事は治療前の患者さんのブラッシングでした。
歯ブラシとミラーの使い方を習って正しいブラッシング方法を学んだのち実践していきます。
練習は器具洗いのバイトの女の子でさせてもらいコツを掴んだ私はまず子供の患者さんのブラッシングを担当しました。
ミラーで確認しながら一本一本丁寧に磨いた後、フロスで歯間も綺麗にしていきます。
この作業は割と楽しかったのを覚えています。
この経験のおかげで正しいブラッシングの知識が身につきました。
歯を磨くって大切です。
歯科助手エピソード3
歯科助手と受付業務の両立を図りながら働いていた時のこと、この時は受付で書類のプリントアウト業務を行っていました。
私は椅子に座ったまま机の下にあるプリンターからプリントアウトした書類を取り出し、またPCで出力をするという作業を繰り返している時、突然やってきた院長から「椅子に座ったままだとやりにくいから、椅子から降りてしゃがんで書類を取れ!」と謎の指示を受けます。
私は「マジでこいつは何言ってんだ??」と頭の中がハテナでいっぱいになりながら「大丈夫です。取りにくくないです。」と答えます。
するとその返事が気に入らなかったのか「しゃがんで取れー!」と患者さんたちが見ている中大きな声を張り上げる院長。
私は「私が作業をしているのだから、やりやすいか、やりにくいかは私にしか判断が出来ないはずなのに、なぜこの人間は私がやりにくいと勝手に思ってこんなことを言ってくるんだろう」と一瞬考えた結果「あーこの人は自分のお腹がめちゃくちゃ出てるのが引っかかって取りずらかったのかも」と結論に達します。
そのため院長に伝わるように理由を簡潔に説明をすることにします。
私「いや本当に大丈夫です。私は院長と違ってお腹が出ていないので座ったままでも普通に取れます。だから大丈夫です。」
院長「もういい!!君はこの仕事はしなくていい!!」
私「わかりました。私はもうこの仕事は致しません。では、何をしたら良いですか?」
その結果、私は受付から器具洗いへと転落していきます。
次回へと続きます
この歯科医院ではおそらく半年くらいの短い勤務だったと思うのですが、思い返すとエピソードが割と強めでまだ書ききれていないため次回も続きを書いていこうかなと思います。
次回もお楽しみにお待ちください。
つづく