毎日を自由にのびのび生きていく【第14回】人生の気づきをくれた、豊かな住まい。vol10
長崎県佐世保市を中心に新築注文住宅や戸建てリノベーションの建築会社As designを経営している私が日々思うことを率直に書いていく日記のような綴りです。
みなさんこんにちは、As designの代表 亀野明子です。
9月がやってきました。
この夏は暑すぎてなんか意識が朦朧としていたような気がします。
まだまだ暑い日は続いていますが、9月という響きになんとなく涼しさを感じて癒されますね。
さて、今回は前々回に続いて人生の気づきをくれた、豊かな住まい。vol.10の始まりです。
前回の振り返りはこちら↓
歯科助手エピソード6
次の日、職場に出勤し着替えてスタッフルームを後にしようとした時でした。
隣の事務室から声が聞こえてきました。
院長父「古田さん、メモ見たよ。」
私は「見たのか」と思いながら聞いていると、「あれは何ね。」と続けて声が聞こえてきました。
何ねと言われてもメモに書いてある通りなので特に言うこともない私は「メモに書いていある通りです。」と答えました。
この後の詳細なやりとりはあまり覚えていないのですが。。
何か院長父から怒られて、私が「勝手に人のロッカー開けて何かするなんてセクハラだと思います。」的なことを言ったせいか何かで更に怒りが頂点に達し。
院長父「もういい!帰りなさい!明日から来なくていい!!」
私「わかりました。帰ります。明日からもう来ません。」
と歯科医院を後にします。
家に帰り、「これって解雇だから失業手当すぐにもらえるのかな?」と少し期待に胸を膨らませている時でした。
携帯に着信が、見ると母の友人の歯科衛生士さんからでした。
衛生士さん「もしもしー!古田さんですか?院長父がボケました!!」
私「えっ?」
衛生士さん「と言うわけで明日から来てください!」
私「え?(どういう訳??)・・わかりました。明日から行きます。」
頭が❓でいっぱいでしたが衛生士さんからの電話で私は次の日からまた歯科医院に出勤することになります。
私が帰った後の話を聞くと以下のような出来事が起きていました。
私が帰った後、珍しく院長がスタッフみんなを集めてMTGを行ったそうです。
院長が「今日はこんなことになってしまって古田さんもやめてしまったけど、明日から忙しくなるけど頑張ろう」的なことを話していると上の事務室から降りて来た院長父。
みんなが集まって話している様子を見て院長父が「何かあったの?」と聞いて来たそうです。
それを聞いた全員が「えっ?あんたが追い出したんじゃん。とぼけて何言ってんの。💢」と思ったそうです。
衛生士さんが代表して「古田さんが帰ってしまったから明日から大変だと言う話をしてるんです。」と院長父に伝えると。
院長父「古田さん、帰ったとね?」
衛生士さん「何言ってるんですか、院長父が帰れって言ったんじゃないですか!」
院長父「えっ?今日は古田さんとは会っとらんよ。」
全員「・・・。」
院長「お父さん病院行こう。」
という訳でその時の記憶がなくなってしまった院長父は病院に行って検査をしてもらったそうですが特に異常は見当たらず。
おそらくショックが大きかったせいで短期的な記憶がなくなったのではないかということでした。
院長父も記憶がなくなってることだし、私が急に辞めてしまったらみんな大変だからということで私を呼び戻すことになったそうです。
その後、私の後任者を採用して引き継ぎをするまで半年間働きボーナスをもらって円満退職となりました。
めでたしめでたし。
次の仕事:スポーツジムの受付
話は戻って、バーテンダーを辞めた後就いた仕事はスポーツジムの受付でした。
確か27才からの3年間働きました。
運動が苦手な私がここで働くことにした理由は以下のような感じです。
・オープニングスタッフで働きやすそう。
・家から歩いて通える。
・西部ガスの中にあるジムだから福利厚生がしっかりしてそう。
ということと、バーで働いている時は昼夜逆転の生活で夜寝ないって体力的にとてもキツくて規則正しい生活の大切さを身をもって知った後だったので健康っぽいスポーツジムで働くことにしました。
これまでの人生、運動とは無縁で生きてきた私。
小学校の時も中学校の時も高校生になってからも体育の授業は苦手中の苦手でした。
「跳び箱も一段も跳べたことがありません。」そう言うと「そんな人が本当にいるの??」といつも言われます。笑
鉄棒で逆上がりもできたことがないし、逆立ちも一回もできたことがありません。
小学校の頃の先生は「痩せているし体も軽いから頑張ればできる!」と言ってくるので私も「本当に?」と思いながら何度かトライしてみましたが、子供ながらに「これ頑張ればどうにかなるレベルじゃないよね。」と見極め特に練習することもなくそのまま大人になります。
ちなみに50m走は11秒台です。100mじゃないですよ。
運動会のリレーの時なんかは母が一番ハラハラしていたそうです。
私自身は運動ができたことがないせいか全く気にしていないのですが母は違いました。
母は「お母さんいつもリレーの選手に選ばれとったっちゃけどねー。おかしかねー。」と言いながら「どうかあきちゃんが抜かれませんようにっ!」と必死で祈っていたそうです。笑
私は子供の頃から痩せていて背も高いためパッと見、運動ができそうに見えるのか最初とても期待されます。
中学の頃などはバレー部に入らない?と誘いを受ける程です。
それが実際に体育の授業で私の様子を見ると誰も何も言わなくなります。
そんな私の世界にスポーツジムがやって来たことで何かが大きく変わったような気がします。
つづく