毎日を自由にのびのび生きていく【第4回】「決める」ということ私なりの決断のプロセス
長崎県佐世保市を中心に新築注文住宅や戸建てリノベーションの建築会社As designを経営している私が日々思うことを率直に書いていく日記のような綴り第4回目です。
みなさんこんにちは、As designの代表 亀野明子です。
4回目を書くことができて、三日坊主にならずに済みました。笑
飽きずに続けるために今回はちょっと休憩してテーマを変えて書いていきたいと思います。
私は人からよく「決めるの早くない?こんな大事なことそんな簡単に決めていいの?もっと時間をかけてちゃんと考えたら?」と言われるとこがあります。
確かに私にとっては「簡単に」大事な決断をしていた感覚があったので
「そうだね〜けど、これでいいよ。」と答えつつもある疑問を持っていました。
それは「私って本当にあんまり考えていないのかな?他の人は時間を掛けてそんなに何を考えているんだろう?」ということでした。
そして、それが少しずつ明確になっていくのは短大を卒業してから色々な職種について働いていく中で私の決断のプロセスは他の人と何かが大きく違うということに気づいた時でした。
今回はそんな私の「決める」ということについての覚悟やプロセスについてご紹介したいと思います。
「決める」ということ私なりの決断のプロセス
仕事をしていると様々な課題や問題が起こり常にそれに対してどう解決策を導き出すかということを繰り返しています。
基本的に私は「悩む」ということが全くできません。笑
そういうと、「楽天的で何も考えてないんだね。悩みがなくていいね。」と言われます。
確かに「悩めない」から「悩みがなくていいね」と言われると「そうだね」と答えるしかないのですが、悩めないからといって問題が何もない訳ではないので、いつもまあまあ苦労して生きています。笑
私の中で「悩み」と「問題」は似て非なるものだと考えています。
私にとって「悩み」というのは問題が解決しなくてモヤモヤしている心の状態だと思っているのに対して、
「問題」は誰かが何かをなんとかしようとしていることに対しての具体的なハードルだと思っています。
私はいつも問題が起きたらすぐに解決してしまいます。だから悩めないのです。
ではどうやって問題を解決しているのかについて説明していきたいと思います。
別に特殊な能力を使って解決している訳ではありません。
その方法は至ってシンプルです。
「問題を因数分解する」これだけです。
数学を解く感覚と同じなのですが、どんなに難しい問題もカテゴリーごとに分解して単位を最小にして考えると一瞬で簡単に答えが出てきます。
世の中に起きる大抵の問題は大きな一つの問題というよりも、いろんなカテゴリーの小さな問題の集合体だと考えています。
例えば、私が会社を起業した時のこともそうです。
会社が倒産するという一見大きくて複雑そうな問題をただの一社員が解決するなんて普通に考えて無理って多くの人が結論を出すと思います。
実際、私が会社を作ってこの問題を解決すると決めた時多くの人からびっくりされました。
この時私がどう考えていたかというとまさしく因数分解をして問題の最小単位で解決の方法を考えるということでした。
まずこの建築会社が倒産するとどんな状態になるのか考えるということから始めました。
【予測できる未来】
1.お客さんの家が建たない
2.従業員への給与未払いが続く
3.業者さんへの未払いが続く
そして、次にこの3つの項目について考えられる悪いことをそれぞれ羅列する。
1.お客さんの家が建たないについて
・家が建たない=住宅ローンの完遂ができないため、つなぎローンの一括返済を求められ中にはそれが払えず自己破産してしまう→お金がない
2.従業員への給与未払いが続く
・生活費が足りず困り(私も含めて)→お金がない
3.業者さんへの未払いが続く
・未払金が回収できず→お金がない
大体こんな感じかなと想定します。
この時出した結論は、「なんだ問題はお金だけかぁ。じゃあなんとかなるな。」でした。
と言いながらないお金をどうやって調達するかが一番難しいでしょ。って感じですが
その時の私にはお金がないもただの条件の一つとしか考えていなかったのでじゃあ集めるためにどう計画するかだけでした。
そして、この時のお客さんたちの家を建てるために会社をつくるという決断の最も大きな理由は「この選択を選んだら、これから先の自分の人生を本当に1mmの後悔なく気持ちよく生きていくことができるか。」ということでした。
※この後の詳しい物語はまたいつか時間があったら書いてみたいと思います。
情報を整理するということ
素早く正確に物事を判断する時に、まず情報を整理するのですが、その際に最も重要なポイントが感情面での変化を一旦抜いてリストアップするということです。
多くの人が判断を誤る原因のほとんどが事実と感情を一緒に混ぜて考えているというところだと思います。
私の場合、感情を一旦は分けますが我慢をしたり無視したりはもちろんしません。
感情も事実も同じようにカテゴリー分けして優先順位をつけます。
解決したい問題によっては事実を優先させたり、時には感情最優先で事実や常識を覆すような選択も選びます。
そうやって導き出された答えは唯一無二で尚且つ自分にとっても相手にとってもいい結論にしかならないと私はいつも考えています。
そのせいか、私はこれまで生きてきて「あの時こうすればよかった。。」とか後悔した記憶が一つもありません。
基本的には一度決めた課題に対しては、全力で勝ちに行く計画を立てて、迅速に行動もする。
その結果は「絶対勝ちたい。」なのですが、ただその反面そこまでして負けるのであれば「負けて悔いなし」さっさと諦めて次に行こ♪という感じで生きています。笑
だから何に対しても後悔も未練もないのです。今が一番幸せです。
次回:人生の気づきをくれた、豊かな住まい。vol4
今週がなんだか忙しくて記憶を辿りながら文章を書くことが私にとって難しく、だからと言って更新をしないという選択肢はまだなかったので、いつも私が考えていることをサクッと書いてみようと思い文章にしてみました。
積極的に責任を取りに行って自由に生きています。
次回は元に戻って住まいについての色々を思い出しながら書いていこうと思います。
それでは、お楽しみに。
つづく