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業界用語??「おさまり」って何だろう?

建築現場でよく出てくるワード「おさまり」

はいさい!

建築現場に行くと、大工さんとかからよく出てくるワードがあります。

「ヨネちゃん、ここのおさまりどがんするね」

「ちょっとここの取り合いがおさまりの悪かねぇ」

 

・・

・・・

・・・・

 

なーんとなくはわかりますよ。

パンツのなかのイチモツが定位置にない感じなんでしょー??

しっくりこない感じなんでしょー??

 

 

ってことで「おさまり」について調べてみた!

でも具体的にどんな状況で「おさまり」って言葉を使ってるんだろう~~っていっつも思っていました!

なーんとなく、雰囲気で、

「そ、そっすね。なーんかおさまりの悪かですね^^;」

 

とか返事してみたりはしてみてましたけど。。

 

なので、具体的に、どんな状況の時、「おさまり」って使っているのか、自分的にいろいろ調べてみました。

「おさまり」とは

漢字で書くと、「納まり」みたいですね。

 

ある部材と部材、

素材と素材(木材と金属とか)、

または、デザインとデザイン、

空間と空間(リビングとバスルームとか)など、2つ以上の部材や素材やデザインが接するところには、

「おさまり」

が発生するんですね~

 

ある地点から素材が変わるとき、そこには接合部分が発生します。

そこのつなぎ目をきれいにかっこよくつなぎ合わせると、「納まりが良い」になります。

 

でも「おさまり」って言葉が単純でないのは、そういう見た目やデザインについてのことだけをいうわけじゃないってことです。

 

技術上、構造上のことについても「おさまり」が発生します。

どういう工法でつなぎ合わせるか。

そーいうのも「おさめ方」であり「おさまり」っていうみたいですね。

 

 

「おさまり」にはどーやら正解がないこともある!

もちろん、多くのそういう異部材、異素材の取り合い部分は、設計図面の「詳細図」などで事前に「納め方」を書いてあります。

 

じゃあ、なんで現場で

「ここの納まり、どうする?」

みたいな会話がうまれるかというと、主に意匠的な部分(デザイン的なところ、見た目的なところ)で、図面作成時には判断できない部分があるからです。

 

そこには見た目の好みの問題もうまれますし、あとは実際住まれるかたの使い勝手なども考えてベストな、ベターな「おさまり」をさぐって考えていかないといけないってことなんですね。

 

 

ってことで、

すべての部分でいい感じにうまーく「納まりが良い」になれば、

見た目も、構造上も、技術上も、使い勝手や住みやすさも、

すっごくいいおうちになっていくんでしょうね~

 

自分ももっと勉強して、経験を積んで、最適解を最短で見つけられるよう頑張っていきたい、

と改めて思った次第でしたー!

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