施工事例

case4 シンプルに暮らす平家の家

私「・・実は私、会社をつくることになりまして。。」

施主(奥さま)「いいよ。古田(亀野)さんの会社で私家建てる。私、人を見る目には自信あるんだよね。古田さん成功すると思うから。いい提案してね!」

私「・・いいの?ありがとうございます。m(_ _)m」 命の恩人です。

という大企業の経営者のような施主の英断で家づくりがはじまりました。

 

佐世保で家づくりを行う際にほとんどの人が直面する土地ない問題。今回もFPで将来のお金の予測まで考慮した資金計画を終え、暮らし方もいろいろ検討し、いよいよ最後の土地選び。・・やっぱり土地ないね。

そこで、初心に立ち返り土地に対する希望に優先順位をつけることにしました。
1.エリア(駅、通勤距離、学区など)
2.広さ(間取り、㎡数など)
3.生活利便施設(病院、買い物、公共施設など)
4.道路(南側道路、二方向接道、幅員など)
5.周辺環境(緑が多い、坂道が少ないなど)
6.その他
住みたい場所に対しての希望を各項目毎に書き出して、なぜ希望するのか理由も書き加えていきます。そうすることで、自分自身の本当の希望を改めて確認していきます。不動産屋さんが言う「いい土地」と自分たちが家を建てて暮らしていく上での「いい土地」は違う場合がほとんどです。将来を見据えたライフプランニングから出した家づくりの予算の中で行う、住まい手の暮らしを豊かにする建築計画は、土地の選び方も住まい手の暮らしを反映させる土地を選ぶことが大切です。

プランのヒアリングの際、予算や土地の面積等の条件からなんとなく2階建のイメージを持っていた施主。ただ、話を聴けば聴くほどその暮らしは平屋での暮らしそのもの。。そこで、素直に暮らしを反映させたプランをつくるとコンパクトな平屋のお家になりました。

玄関を開けると視線が庭へと抜けていく広がりを感じる玄関ホール。予算と敷地の広さから玄関に面積のウエイトを置くことはできませんでしたが、施主の広がりを感じる玄関が良いと言う希望を視覚的な効果を使って叶えました。

好きな色や趣味などを共有させてもらうことでインテリアの提案も施主の好みに合うものになります。今回、施主が好きな青をポイントに洗面のタイルや家具などのインテリアの計画をすすめました。

そして今回、施主が一番気にしていたことは収納の量。

施主「収納足りなくない?」

私「足りなくない。むしろ少し多いくらいです。」

多くの方も少ないよりは多い方がよいと思われがちな収納の量ですが、実際は多すぎる収納スペースは建築コストの増加や何年も使わない不必要なものを貯めてしまい何がどこなあるかわからない暮らしにくい家など、デメリットにもなります。人によって服や靴・本・食器など物の多さは違います。プランを考える前に、家具など新居に持ってくる予定の物をすべて調査してメモにしていただくことで必要な収納量が見えてきます。そこに、将来的な暮らしの推移を予測して今はもちろん5年後10年後も暮らしやすい間取りが生まれます。

コンパクトな平屋ですが、リビングの天井に勾配をつけることで空間を広く見せます。

月に一回ほど、島から泊まりに来るご主人のお母さんのための和室。普段は子供たちが着替えたり遊んだりする場所です。

続き間のこども室は当面、家族みんなの寝室として使います。何年後かに、こどもが部屋を欲しいと言ってきたタイミングでまずは寝室をこども室にする予定。その後、次の子も個室を希望してきたら区切って使います。もしかしたら、部屋が欲しいって言ってこないかもしれないしね。子ども達の価値観によって使い方を考えていきます。

暗くなるとお庭のシンボルツリーや壁があかりで照らされて昼間とは違う印象の美しい外観。

男前な奥様と家族を包み込む優しいご主人。

こども達ばかりを優先させ過ぎない、大人も暮らしを楽しむ住人。

 

丁寧につくり丁寧に暮らすそんな家づくりの方法を提案しています。

つづく

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